5月末、聖母月を締めくくる聖母行列が中高・短大合同で荘厳・盛大に行われました。今日は特別な日。朝から花を抱えて登校する生徒達が後を絶ちません。朝礼の後、各クラスで花かごなどの準備をします。会場となったマダレナ館高校体育館では、装飾されたステージに向かって頭に花かんむりを付けた中学・高校の生徒と短大の学生が座り、その中央を十字架、カトリック谷山教会主任の頭島光神父様、純白の衣装を着た花播きの中学1年生、白地のドレスに水色の帯を締めベールを被った高校3年生と神輿に乗ったマリア様、赤青黄の侍女姿の高校1年生の行列が順に入場します。特に会場を囲んで掲げられたマリア様を称える色とりどりの幟(のぼり)は純心ならではのもので、創立以来の伝統です。各クラスは、聖母月の期間に取り組んだ奉仕活動などを祈りのカードと共にお捧げし、市内カトリック教会のこども達もそれに続きました。神父様のお話ではマリア様の自分の弱さを知る強さ、物事を神様や人に委ねるという謙遜な姿勢について触れられ、私達もマリア様に倣いましょうと締めくくられました。その後代表者による「マリア様への手紙」・お祈りが捧げられた後、最後にラテン語の聖歌「Tota pulchra es Maria(聖母讃歌)」が高らかに歌われ、今年の聖母行列も無事終了しました。皆さま、ありがとうございました。


















