2020年11月05日

”祈り”の月に平和について考えました

10月の月訓は「祈り」でした。毎日、クラスごとに密を避け、お祈りが行われました。
また、放送朝礼で高校3年生の平和について書かれた作文が紹介され、平和について考える時間となりました。高校3年生の書いた作文を紹介します。
 
「この平和への祈りを書くのも3回目になりました。過去の祈りを読み返してみると当時の自分のことをよく書いていました。大変なこと、つらかったことなど。自分のことや自分の近くのことしか目を向けていなかったようです。いえ、近くのことしか目を向けることしかできなかったのだと思います。しかし、今の私は、以前の私より人間らしくなり、元気になりました。だから世界に目を向けたいと思います。
 今年は、世界中で新型コロナウィルス感染が広がり、亡くなった方もたくさんおられます。感染病ということから個人ときちんとお別れできずつらい思いをされた方もたくさんおられると聞いています。きちんと感染防止対策をしていたのに感染して悔しい思いをされた方、大学に行けない大学生、想像すればするほど、大変な思いをされた方のことが思い浮かびます。
 この一年わたしも何かしたくてもできないことの辛さを学びました。コロナさえなければ災害復興のお手伝いに行けたかもしれない。困っている人のお手伝いに出向くことができたかもしれないと思います。でも、そんな状況の中でもできることが一つだけありました。お祈りです。どんな遠くにいても相手のことを思ってお祈りすることができることがとても嬉しく感じています。
どうか世界中のすべての人が少しでも前を向き、生きることができますようにと心から祈ります。」

「私たち3年生は今、女性として社会の一歩を踏み出すために大切なことを学んでいます。家族、家庭、母親としての生き方、増え続ける虐待など。胸を痛めることも多くありますが、そのたびに何をすべきか、どのような救いの手を差し伸べることができるのか考えさせられます。また、女性としての社会的立場についても考える授業がありました。昨年の東大入学式の祝辞を読み、東大の学生の中で男女の差別があること、また、社会の中でも性差別があることを知り驚きました。そして感じたことは、女子教育の大切です。これは純心に入ったからこそ気づいたことです。「どうせ女の子だから」「しょせん女だし」このような言葉を口にした女性は、希望や夢をあきらめるしかなかったのではないかと思います。ノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさんの父親は、「子どもなら誰でも持っている翼を折らないように育てることが大切。」と言っています。差別なく、すべての子どもが持つ夢と希望の翼が折られることがないように。全世界で女性が生きやすい環境になりますように。多くの小さい命が守られますように。私は心から祈ります。」

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posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 at 20:37| 純心の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする