2020年05月27日

放送朝礼〜夢は何ですか?〜

5月27日(水)、本来なら中高合同で体育館に集まって、合同朝礼を行う日ですが、新型コロナウイルス感染症対策のため、放送で朝礼が行われました。

今日は藤崎教頭のお話。初めに、「あなたの夢は何ですか?」という質問で、お話は始まりました。
お話の一部を紹介します。
『さて、今日は東南アジアの人々の話をしたいと思います。日本の印象はどうかというと、大変良いようです。第2次世界大戦や東日本大震災で色んなものを失っても、国民が結束し、見事に復興したということで、大変尊敬してくれています。また、たくさんの自動販売機や普通に外に配置されていても安全だと、素晴らしい国民性だと言ってくださいます。一方で、残念なことがあります。国際的な若者のアンケートで、「親を尊敬しますか?」という問いに、日本は30%。世界の平均は9割近いようです。
最初のお話は、カンボジアでNPO法人を推進している方から聞いた話です。カンボジアではゴミ捨て場に3万人がすんでいらっしゃいます。有毒ガスは発生し、学校には行けない子どもたち。大型トラックにひかれたり、風邪などのちょっとした病気、あるいは、交通事故で死ぬことが多いそうです。誠に残念なことですが、15歳まで生きるのは、3名に1名。さて、「あなたの夢は何ですか?」先ほどの質問です。これをNPO法人の方が現地のある少女に話をしたそうです。少女の答えは、「大人になるまで、生きること。」なんとつらい質問をしたのでしょう。その方は、そのあと「お弁当があるから、一緒に食べよう。」とお誘いしたそうです。でも、なかなか食べないんです。嫌いなものがあるのかなぁと不思議に尋ねたところ、口を開きました。「親や兄弟に持ち帰りたい。私だけがこんなご馳走を食べるわけにはいかない。」と言ったそうです。カンボジアでは、水道関係もよくあいません。だから、NPO法人の方は井戸を掘るボランティアをされたそうです。すると、お返しするものがないということで、考えたのが1日中伝統芸能をして、感謝の気持ちを表してくださったそうです。とにかく11億人くらいの人が世界で今泥水を飲んで生きているということです。
次は、私の友人から聞いたミャンマーの話をします。民俗学を研究していまして、現地にもう何十回か足を運んでいます。彼はお世話になったお返しにと、学校を作ることにいたしました。実は、ミャンマーでは行政は学校を作ったら、先生方を派遣してくれます。でも学校は自分たちで建てなければいけないんです。それで、子どもたちが村の大人たちと一緒に、学校も建てます。でも、学校はすごいんです。学校で大切にしていることは、大きく2点あります。1点目は子どもの大人に対する礼儀から教えます。2点目、幼いときに我慢を教えます。1時間でも2時間でも背筋を伸ばして先生方の話を聞くことを徹底するそうです。それから、お手伝いという言葉はないそうです。それは“私の仕事”。我々がお手伝いだと思っているのは、現地の子どもたちは“私の仕事”と考えているそうです。5歳になったら、仕事をすることで親の気持ちがわかる。父母を尊敬している、だから1人分の弁当も持ち帰ったあの少女の気持ちが今わかるような気がします。親にも食べてもらいたい!ということです。
ノーベル平和賞のマララ・ユスフザイさんが素晴らしい言葉を述べられました。「教育こそ、貧困から脱却する唯一の手段である。」私たちが学ぶことは大切だということがよくわかります。
 最後に、自分たちの生活に置き換えて考えたいと思います。コロナウイルスの感染防止のために、私たちの学校はずいぶん長い間、休校になりました。このことにより、色々なことを学びました。特に、日常を当たり前としか思わないことは愚かかもしっれない。当たり前の大切さがよくわかりました。ありがたいと感謝する心を学びました。幸せとはモノや量ではなく、感じる心、学べること、それから分け合うこと、人を尊敬する心、そういうことを自然にできることではないでしょうか。最も大切なボランティアは、自分自身が一生懸命生きることかもしれません。身近なことに置き換えると、真剣に学ぶこと、自分から見つけて周りの方々に挨拶をすること、作業時間も工夫をして一生懸命やることなど、自分に恥ずかしくない自分の生き方ができたらいいですね。
 さぁ、今日もまた一緒に頑張りましょう!』


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posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 at 19:22| 純心の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

21世紀を生きる私たちからの提案〜SDGsより〜

 5月28日(火)、学級弁論大会が各クラスで行われました。純心の弁論大会のテーマは2年前より、「持続可能な開発目標:SDGs」をテーマに弁論を書いています。
今年度は、その中でも、
「1,貧困をなくそう」、
「5,ジェンダー平等を実現しよう」、
「10,人や国の不平等をなくそう」。

また、今年度の努力目標は「世界に心を」。すべての人に優しい世界とは、すべての人に住みやすい社会とはどのようなものか、自分の経験をもとに身近で実現可能な具体策を考えて、みんなに提案しました。


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posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 at 16:22| 純心の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月20日

聖母月の放送朝礼

5月は聖母月です。
5月20日の放送朝礼では、校長先生よりお話がありました。
お話の一部を紹介いたします。

「コロナウイルスの影響で、様々なイベントが延期、中止になっています。努力を重ねてこられた皆さんは、悲しく残念な思いをしたことでしょう。(中略)
 数年前から、社会全体が大きく変わるといわれ、働き方が変わるといわれています。コロナ危機をきっかけに大きく変わったと振り返るときが来るかもしれません。私たちはそういったタイミングの今を生きているのです。コロナウイルスが収束したときに、前よりもよりよい自分になれるように、前を向いて元気を出していきましょう。
 5月は聖母月です。残りの月を祈りの心、奉仕の心で過ごしたいと思います。今年の聖母月はいつもと違った思いで過ごしておられることと思います。エラブユリには”純潔”・”威厳”の花言葉があります。また、純白の白百合は、聖母マリアのシンボルでもあり、マドンナリリーともいわれているそうです。桜島側の花壇のエラブユリは茎がすっきりと伸び、18個のつぼみを付け、凛としています。ぜひ、ご覧ください。」

この放送朝礼後、様々な思いで生徒たちが白百合を観ていました。新型コロナウイルスの影響で、多くの変化を余儀なくされていますが、1日も早くコロナウイルスが収束しますことをお祈りしています。

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posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 at 21:36| 純心の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする